採掘台帳…採掘師のための新ツール
2017-10-16 14:36 By Team Five 0
カプセラ諸君、ご機嫌よう。
「Lifeblood」エクスパンションが実装される10月24日が目前に迫っています。今回の開発者ブログでは、新しい衛星採掘やリアクションの変更とともに導入される採掘活動トラッキングツールをご紹介しましょう。採掘台帳(Mining Ledger)は個人とコーポレーションの採掘活動を記録し、事業についてより情報に基づいた意思決定を下すことを可能にします。
◆宇宙のスプレッドシート
私たちがリファイナリーや衛星採掘についてCSMと話し合い始めると、個人とコーポレーションがより多くの情報を利用できるようにすべき理由がますます増えていきました。CSMからは誰が衛星鉱石を掘ったかコーポレーションとアライアンスが追跡できるようにしてほしいと明確な要望があり、開発スタッフもすべてのプレイヤーが自分自身の採掘活動を確認できるようになったほうがよいと考えたのです。こうした議論の中から個人用、コーポレーション用採掘台帳が生まれました。
◆個人用採掘台帳
多くの方がグラフを愛していることは知っていますから、個人の採掘活動は皆さんが愛する方法で確認できるようにしました。すなわち、棒グラフと線グラフです。おまけにフィルター機能も付いています!
個人用採掘台帳はあなたのキャラクターの採掘活動をニューエデンのどこであろうと記録します。そして採掘した鉱石、ガス、アイスの種類や、採掘を行った場所などを期間指定してチェックできます。プレイヤーが何かを採掘すると採掘情報が記録され、個人の採掘履歴を作成するために1日単位でまとめられていきます。
ちなみに、台帳が実装されたときに採掘履歴がどんなものなのか見られるよう、私たちはプレイヤーの採掘情報を6月リリースから集め始めておきました。
台帳にはNeocomのビジネスカテゴリからアクセスでき、宇宙のどこにいようと利用できます。他のツールと同じようにメインメニューへ移動させ、簡単にアクセスできるようにしておくこともできます。Neocomのカスタマイズや機能説明についてはEve Universityの分かりやすい解説記事をご覧ください。
Singularityサーバーでは「Lifeblood」エクスパンション実装前にひと足早く採掘台帳を試用できます。ぜひお試しください。
◆コーポレーション用採掘台帳
BPMを崇める人間にとって、情報をきちんと整理し、仲間の働きを管理する仕事が終わりを迎えることはありません。そんな人々のために、コーポレーション用採掘台帳は味方あるいは敵の誰が衛星鉱石を採掘したのか教えてくれます。
コーポレーション用採掘台帳はリファイナリー周辺の採掘活動と紐付けされています。リファイナリーが近くの衛星から岩塊を砕き取り、その岩塊をアステロイドフィールドへと爆砕すると、カプセラは通常のようにアステロイドを採掘できます。この衛星鉱石アステロイドフィールドからどこのコーポレーションの誰がどれだけ掘ったかを記録するのが、コーポレーション用採掘台帳です。記録された情報は対象リファイナリーを所有しているコーポレーションの会計担当、ディレクター、CEOだけが閲覧できます。
なお、コーポレーション用採掘台帳の更新はリアルタイムではないため、貴重な鉱石を盗もうとする輩に目を光らせておく必要があります。
◆API、エクスポート、そしてあなた
採掘台帳の情報がなぜ必要なのか、どうやって使うのかは千差万別でしょうから、内容は上記のようなシンプルなフォーマットで表示しています。プレイヤーグループの規模、組織構造、内部税制の違いは、この情報の使い方に影響を与える要素の一部にすぎません。皆さんの採掘活動に最大限活用してもらうため、フォーマットで使い方を制限するよりも可能なかぎり開放的な形式をとるのが得策だと判断しました。
採掘台帳の情報はクリップボードにエクスポートしたり、APIを通じてアクセスしたりすることができます。才能豊かな外部ツール開発者たちがどんなツールを開発してくれるのか、私たちも楽しみです。既にリリース済みのプロジェクトについてはこちらをご覧ください。
API関係の仕様や対象範囲についてはこちらをご確認ください。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。良き宇宙の旅を!
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Team Five-0