DED監視ステーションがローグドローンの活動活発化を警告、ローグスウォーム発生のおそれも
2017-12-03 22:32 スコープ、リナ・アンバー
ユーライ発-CONCORD指令執行局によれば、ドローンリージョンや主要な侵蝕宙域をモニターしている監視ステーションがローグドローンの活動活発化を確認した模様だ。CDIAはローグドローンの脅威を「深刻かつ増大中」と評価している。
CONCORDがニューエデン全体の安全保障について議論したのはわずか数日前の出来事だったが、この特別会合ではドリフターズやローグドローンといった脅威はあまり注目されていなかった。オド・コラチ准将がDEDはこの種の存在を常に監視しているとコメントしたものの、評論家も特に深い印象を持つことなく受け止めていた。
今日、ヘク5で開催されていたカルダリ・ミンマター国境警備サミットにおいて、連合ピースキーパーのケガイラ・ライカネン准将は「オスモン・ヘク回廊の安全強化に努めている我々にとって、コラチ准将の発言はいささか不十分であり、懸念を抱かざるをえない」と述べた。
共和国コマンドのシトマーフ・オルンドゥル大佐も准将の発言に同意し、「多少の不幸な歴史的経緯のために、我々ミンマターはカルダリの同業者たちと対立することがままある。だが、この問題に関しては完全に同じ意見だ。我々がより良い措置をとれるよう、インナーサークルは少なくとも何か行動すべきだった」と語った。
サミット参加者のあいだでは、新たなローグスウォームの発生が近いのではないかと危惧する向きが強い。スコープが新型AI分野の研究者に取材したところ、その職業上の性質から名前は伏せるが、今年の夏に発生したローグスウォームはローグドローンの行動が大きく進化したことを示していると危ぶむ声が聞かれた。