CONCORD関連組織が国際タイムベースの共同研究を開始
2018-01-04 13:46 スコープ、レト・グロリアクス
ユーライ発-CONCORDは現在ニューエデン全域で使用されている国際タイムベース、すなわちニューエデン標準時の精度を改善するため、新たな研究を開始すると発表した。
今回の研究について、CONCORDエアロスペース公共通信部のロリアンヌ・ヌシフは次のように語っている。
「歴史的に有名なユール会議で採用された標準暦の120周年を記念し、CONCORDエアロスペースとプロジェクト・ディスカバリーは時間計測方法の改良を目的とした新プロジェクトを立ち上げます。プロジェクトはニューエデン各地のタイムベースを計測する研究ミッションで構成され、プロジェクト・ディスカバリーのホルナー・レニレット博士が指揮します」
ヌシフはレニレット博士の記者会見に同席し、研究の内容について説明した。
「ミッションは本年最初の土曜日、1月6日から開始する予定です。私のチームは新たに開発した時間計測機器を使ってテストを行います。ミッションではこの機器をニューエデン各地へ持って行き、現在の国際タイムベースの精度を新しい計測値と比較することになるでしょう」
さらにヌシフは付け加えて言った。
「プロジェクトの本義はミッションを成功させることにありますが、ユール会議、ひいては120年以上前に築かれた国家間の協力と継続的関係を祝うことも目的の一つです。ですので、カプセラの支援やメディア報道は大いに歓迎します」
ミッションの具体的な実施場所について質問されると、ヌシフは簡潔に答えた。
「チームはプロジェクトの拠点であるユーライのSCCステーションを出発し、まずはガレンテの研究チームと共同ミッションを行うためにルミネールへ向かいます」
ヌシフとレニレット博士は現在のローグスウォーム警報についてコメントせず、DEDへ照会するなどの対応策に言及することもなかった。