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3月リリースで領土戦とジャンプ疲労を仕様変更
2018-02-21 – By The EVE Dev Team

猛々しいカプセラ諸君、ご機嫌よう!

今回の開発者ブログでは、3月リリースで実装を予定しているいくつかの重要な変更についてお話しします。

変更されるのは密接に結びついた2つの領域、多くのベテランプレイヤーが繰り返し議論してきた分野…ジャンプ疲労と領土戦です。このアップデートでゲームプレイの幅が広がり、ローセクやヌルセクにおける戦いに新たな息吹が吹きこまれることを願います。

これから3月リリースの内容について簡単に説明しますが、それぞれの仕様変更についてスレッドを設置していますので、より詳細な情報や議論を望まれる方はそちらもご利用ください。


◆ジャンプ疲労の変更

議論用スレッド

2014年の終わりに実装されて以来、ジャンプ疲労はEVEで最も議論されてきたゲームメカニズムだと言えます。人気のある仕組みではありませんが、何らかの形で存在しなければならないという前提も広く受け入れられており、実に調整の難しい分野です。

過去数年にわたり、イベントやポッドキャスト、ストリーミング配信、CSM、フォーラムなどの様々な場所を通じて、プレイヤーの皆さんと長い議論を重ねてきました。議論ではジャンプ疲労の進むべき方向について多くの意見が出ましたが、継続的な改善が必要であるという点は一致していました。

3月リリースでは小さいながらも極めて重要な変更を加え、2014年の「Phoebe」エクスパンション以前のような状況へ戻ることは避けつつ、今後の負担を軽減するつもりです。

現時点で用意されている計画はジャンプ疲労蓄積上限を95%削減するというものです。ジャンプ疲労を示すジャンプ疲労タイマー(青色)は4日間から5時間へ、ジャンプドライブの起動制限を示すジャンプ再起動タイマー(オレンジ色)は9.6時間から30分間へと短縮されます。

この変更により、長距離ジャンプを行う際の最適なジャンプパターンが変わります。現実を言えば、ジャンプ再起動タイマーが終わり次第、ただちに次のジャンプを行えるようになるでしょう。なお、主力艦のスターゲート使用能力はこれからも引き続き有効です。

皆さんがこの計画をどう考えるか、私たちは非常に関心を持っています。ぜひ公式フォーラムのスレッドを確認し、ご意見、ご感想をお聞かせください。


◆ジャンプとテザリングの変更

議論用スレッド

ジャンプ疲労軽減に加えて、よく議論される別の問題にも手を加えようと思います。「Citadel」エクスパンションでアップウェルストラクチャとテザリングが導入された結果、主力艦の出発地点と到着地点をストラクチャに設定し、両方でテザリングを受けさせることで、極めて安全に移動できるようになりました。

従来のスターベースと比べて格段に安全性が向上したため、これはやり過ぎではないかという声がここ2年間絶えませんでした。

3月リリース以降、ジャンプ後にテザリングを受けるまで短時間の遅延が発生するようになります。ただし、入港には何の制限も課しませんので、十分な港湾能力を備えたアップウェルストラクチャにジャンプしたら、セッション変更タイマー終了後すぐに入港できます。

この変更はジャンプネットワークにおける中型ストラクチャの使用方法に影響を与えるでしょう。詳細を知りたい方、議論に参加したい方はぜひスレッドをご覧ください。


◆領土戦とエントーシスリンクの変更

議論用スレッド

3月リリースでは領土戦とエントーシスリンクも変更されます。領土戦に関するゲームプレイ理論を揺さぶり、プレイヤーに新たな選択肢を与えるのが主な目的です。

私たちはCSMの冬季会合で素案を提示しました。これから説明する内容には、CSMメンバーからのフィードバックが反映されています。

最も大きな変更点はエントーシスリンクそのものです。現行の計画では、エントーシスリンクの仕様は次のように変更されます。

・エントーシスリンクを起動している艦船へのリモートアシスタンスを許可。リモートリペアも含む。
・最大射程を大きく短縮し、T1は20km、T2は50kmとする。
・T2のフィッティング要件を大きく弱め、20PGと5CPUに抑える。
・エントーシスリンクを起動している艦船はセンサー強度が100%増加する。

エントーシスリンク最大の弱点(リモートアシスタンス無効化)を削除しつつ、リンクを起動する艦船がターゲットに接近せざるをえない状況を作りだします。

リンク艦へのリモートリペアが可能になれば、領土戦におけるアルファ戦術の効果が下がり、予備のエントーシスリンクを実行するのもより容易になるでしょう。

領土戦のコマンドノードにも多少の調整を加えます。

・コマンドノード制圧時のスコアを5%から7%へ引き上げる。
・コマンドノードの初期出現数が5基から4基へ減少する。
・ランダムノードの発生確率を14%まで引き上げる。

これらの変更により、非競合時に制圧しなければならないコマンドノードの数が減少するだけでなく、戦闘等が発生する場所も多少集中することになります。

ここまで説明してきた事柄について、多くのプレイヤーが何かしらの意見を持っているだろうと思います。皆さんがそれを公式フォーラムで共有してくれることを楽しみにしています。

今回も開発者ブログをお読みいただきありがとうございました。繰り返しになりますが、議論用スレッドへのフィードバックもよろしくお願いします。

上記の内容は間もなくSingularityサーバーでテストできるようになる予定です。たくさんの方に試していただき、なるべく多くのフィードバックが得られることを願っています!

それでは、良き宇宙の旅をお楽しみください!

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