アビサルフィラメントをドローンリージョンで発見、犯罪組織もフィラメントを入手
2018-05-30 17:37 スコープ、レト・グロリアクス
発信地非公開-ギャラクティック・アワー独占レポート。ドローンリージョンのローグドローンが支配する拠点において、「アビサルフィラメント」と呼ばれるトリグラヴィアン技術が見つかった模様だ。
ベテランジャーナリストにして最前線リポーターでもあるレト・グロリアクスは、サッカー部族の遠征調査に参加。ローグドローンに侵蝕されたリージョンを調査し、ローグドローンの巣からアビサルフィラメントを発見した。
レト・グロリアクスが参加したのはサッカー部族の長距離偵察回収部隊だった。彼は調査船に乗船していた情報戦コマンドスと行動をともにし、ドローンリージョンの奥深く、廃棄された研究ステーションへと向かった。
ドローンリージョンのどこか、レト・グロリアクスが乗りこんだサッカー部族のバガボンド級巡洋艦
「私は星間メディアの報道の自由を訴え、強く異議を唱えましたが、コマンドスの任務に同行することは許されませんでした。それでも、あの恐ろしい残骸に乗りこんだ、勇敢なボー・ラカト特別任務部隊の中継映像をこの目で見届けました! ローグドローンは隊員を支配しようとしましたが、彼らの情報戦装備はドローンのコマンドを寄せつけません。兵士たちは冷たく硬い単分子バックショットをたっぷり撃ちこみ、うごめくガラクタどもを一掃しました! 部隊が指令デッキに到着すると、我々全員が息を呑みました。ローグドローンの巣の奥底でコマンドスが見たのは、大量に貯めこまれたアビサルフィラメントだったのです!」
サッカー部族その他の情報源からは、主要な海賊勢力や犯罪組織がアビサルフィラメントを手にしたとの情報が寄せられている。フィラメントが急速に拡散した結果、星間マーケットでも盛んに取引が行われるようになり、早くもアビスからトリグラヴィアン艦や装備の設計図を持ちだした探検家がいるようだ。
レト・グロリアクスは引き続きサッカー部族に同行し、新たな展開があれば続報にてお知らせする。