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モードゥ部隊がカルダリプライムからの段階的撤退を発表
2018-09-14 17:27 スコープ、リナ・アンバー

ルミネール星系、カルダリプライム発-今日、モードゥ部隊カルダリプライム駐留軍の指導部は、12ヶ月かけて現地から段階的に撤退する予定だと発表した。ガレンテ連邦とカルダリ連合で分断された惑星の平和をどう維持していくか、今後の展開が危ぶまれている。

モードゥ部隊はアップウェル・コンソーシアムとの関係強化に集中する方針をとっており、カルダリプライム駐留軍司令官のマジマ・アクラス准将は、カルダリプライム平和維持活動にかかわる契約を更新する見込みは薄いと明言していた。

イシュコネ社とマテリアル・アクイジション社はなんとか契約を維持しようと試み、アクラス将軍はカルダリプライム駐留軍の段階的撤退という譲歩を提案した。報道によれば、将軍は企業やガレンテ・カルダリの代表者らに対し、モードゥ部隊に代わって平和維持活動を実施できる代替戦力を探すようアドバイスしたという。

アクラス将軍が駐留軍を撤退させる決断を下したことは、イシュコネ社とマテリアル・アクイジション社にとって驚きではなかった。モードゥ部隊は契約交渉の席で、撤退準備に関する予備計画を参加者たちと共有していたからだ。最終的な協議を行うまでもない、モードゥ部隊は契約を更新しないと決めているのだろうと、公然とメディアに話す関係者がいるほどだった。

協議終了後にアルキュリオ市で行われた会見で、アクラス将軍は次のように語った。
「モードゥ部隊は顧客の平和や経済を損なうことなく業務を遂行すると約束しています。この誠意の哲学を実践するため、駐留軍は撤退準備を進めながらも、カルダリプライムの人々のために平和を維持する栄誉を得る後任者との共同演習や、活動引き継ぎには協力するつもりです。とはいえ、モードゥ部隊は他の顧客にも責任を負っていますから、実務の少ない当地を離れることは避けられません」

ガレンテとカルダリの行政区域で実施された世論調査では、市民がモードゥ部隊の撤退について非常に複雑な思いを抱いていることが分かった。一部の市民からは、治安を維持する中立的な存在がいなくなることで、本格的な戦闘が再開される可能性を危惧する声が聞かれた。また、ガレンテあるいはカルダリが駐留部隊を増派した場合、超国家主義者の煽動行為やテロリズムに再び火がつくのではないかという懸念も広がっていた。

一方で、紛争から現在までの間に政治的雰囲気が変化したこともあり、ガレンテ・カルダリ両国は過去数年間で教訓を学び、カルダリプライムの状態について暫定的な妥協に至ったのではないかと考える向きもある。世論調査の結果、ガレンテ市民とカルダリ市民が懸念する問題の性質は異なっているものの、悲観と楽観の比率は行政区域を問わずほぼ同等だと判明した。

モードゥ部隊との契約更新が失敗した今、イシュコネ社とマテリアル・アクイジション社がどのように空白を埋めるかが注目されている。マテリアル・アクイジション社員から寄せられた未確認情報によると、彼らは既にいくつかの民間軍事企業を密かに招待し、自社の管理区域の治安維持契約を競争入札にかけている可能性がある。カルダリ側では代表取締委員会がこの問題にどんな影響を及ぼすかが関心の的だ。ほとんどの巨大企業は彼らが信頼するモードゥ部隊がカルダリプライムに駐留したことで満足していたが、他の軍事力が絡むとなると、委員会の意見がどのように捻れるかわからないといわれている。

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