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最悪のタイミングで生成された不安定ワームホール…二大国の指導者が衝突を防ぐ
2018-09-21 17:24 スコープ、リナ・アンバー

ヘイマター、パター発-昨日、パター星系とヒレイバン星系をつなぐ不安定ワームホールが外交的に不幸なタイミングで生成され、両星系がそれぞれの国の防衛艦隊によって簡易的に封鎖される事態が発生した。

ローグスウォーム警報が発令されていることに加え、どちらの星系にも国家指導者が滞在していたため、防衛艦隊はワームホールが確認される以前から厳戒態勢をとっていた。ヒレイバン星系では、女帝カティズ1世が多くのアマー・カルダリの高官を伴って商業ステーションネットワークを視察しており、随行にはハミデ・カドール女候やCBD社イマニマ・ヒンパスCEOなども含まれていた。

ワームホールの反対側のパター星系では、惑星カルハイム第1衛星周回軌道上の共和国海軍本部において、サンマター・マレアツ・シャコールが部族長や軍上層部と会合を行っていた。このときサンマターの軍事評議会は、モルデンヒースで増加しているカプセラの活動の影響について議論していたと伝えられている。なお、既報のとおり、CONCORDは共和国海軍の要請を受け、モルデンヒースで行方不明となった艦艇の捜索に参加すると昨日午後に発表している。

共和国海軍が発表した声明は次のとおり。

「YC120年9月20日ニューエデン標準時11時3分、共和国艦隊空間グリッド監視システムがパター星系にA641タイプのワームホールを検出した。ローグスウォーム現象が発生していること、また、予定されたサンマターの軍事評議会が開催されていたことから、現地は既に厳戒態勢をとっており、ワームホールとその接続地点を確認するために対応部隊が派遣された」

「ニューエデン標準時11時5分頃、対応部隊の偵察艦がワームホールへ進入しようとしていたところ、ワームホールから出現したアマー帝国海軍のオーメン級巡洋艦と遭遇した。対応部隊を指揮していたマレオ大佐はただちに共和国艦隊司令部へ通報。これを受けてマター防衛艦隊が出動し、第2、第5地方艦隊にもブリッジ準備が発令された。この事態は高位の外交的手段によって迅速に対処され、ニューエデン標準時11時20分には出撃中止命令が発令された」

帝国近衛隊も独自の声明を発表している。

「YC120年9月20日ニューエデン標準時11時1分、ヒレイバン3第16衛星にて防衛陣形で展開していた帝国近衛隊艦隊は、新たなワームホールが形成されたとの報告を受けた。この情報は帝国海軍第302オーメン戦隊『グッド』へ連絡され、戦隊はワームホールを調査するため出動した。同時に、帝国近衛隊艦隊は帝座周辺に集結して密集陣形をとり、他の海軍部隊はヒレイバン3第16衛星周辺に展開した」

「手順に従い、第302戦隊の1隻がワームホールの接続地点を確認するべく発進した。エラ・サニ・サルム艦長が指揮するこの艦は、ワームホールの接続先で多数のミンマター戦闘艦と遭遇。接続地点がダミウス、あるいは反乱地域でパターと呼ばれる星系であることが判明した。サニ・サルム艦長は海軍司令部へ状況を報告し、アーヴァカー方面軍の一部がタッシュムーコン家の警備艦とともにワームホールを封鎖するため派遣された。最終的に、この状況はいと気高きカティズ1世陛下のまことに英明なる御調停により解決した」

パター星系とヒレイバン星系の封鎖は約20分間続き、ワームホールはアマー艦とミンマター艦の共同作業によって崩壊した。この出来事について宮廷侍従長府にコメントを求めたところ、非常に融和的な声明が発表された。

「ヒレイバン星系とパター星系をつないだワームホールについて、サンマター・マレアツ・シャコールは問題を解決するべく、女帝陛下に連絡をとりました。女帝陛下とサンマターは極めて短時間ながらも建設的な議論を交わし、過去数年のあいだに両国の人民に築かれた脆い関係を傷つけないよう、双方が艦隊を引くことが決まりました」

「さらに、女帝陛下とサンマターはサニ・サルム艦長とマレオ大佐に謝意を寄せています。どんな誤解が起きてもおかしくない状況のなか、彼らが冷静に行動したおかげで、今回の一件は流血を見ることなく解決しました」

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