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CONCORDインナーサークルが艦艇失踪事件について議論…ヴァルカニール大佐も出席
2018-10-05 18:10 スコープ、レト・グロリアクス

ユーライ発-最近アリディアからモルデンヒースにかけてニューエデン各地で頻発している艦艇失踪事件を議論するため、CONCORDインナーサークルが会合を行う模様だ。会合では、DEDの調査部隊を指揮するカシハ・ヴァルカニール大佐が調査結果や対応策について報告するものとみられている。

特別会合が開催されるという事実は、サンマター・マレアツ・シャコールが側近のケイタン・ユンを急きょインナー・サークルに派遣したことで明らかになった。ケイタン・ユンは先日、部族情報機関の長官に任命されたが、これはミンマター国内でも賛否両論の人事であり、スコープは彼の動向について複数の情報源から連絡を受けた。

CONCORDアマー代表のサーダン・ゼル・クオシュ元帥は女帝カティズ1世の代理人としてアラハ・サルムを訪ねていたが、訪問を切り上げてサルムプライムから出発。この動きから会合に関する情報が事実だと確認された。サルム家当主と女帝の関係が今一つうまくいっていないのは、アマー政治に関心を持つ人々ならよく知っている話である。元帥のサルムプライム訪問は、サルム家のDEDに対する貢献が表向きの理由だが、双方から敬意を払われる人物として橋渡し役になるのが本当の目的だったのだろうと考えられている。サーダン・ゼル・クオシュ元帥がユーライ星系に帰還した以上、彼が自国の重要問題よりもインナーサークルの会合を優先せざるをえなかったのは明らかだ。

インナーサークルのセリ・オコナヤ総裁にも取材を試みたが、形式的な「ノーコメント」の回答しか得られなかった。しかし、スコープは今回の会合にカシハ・ヴァルカニール大佐も出席し、艦艇失踪事件について報告を行う予定だとの情報を入手している。ヴァルカニール大佐の専門分野に詳しいという情報提供者は、大佐がゼロセキュリティ宙域に隣接するリージョンについて、新たな安全対策を提言する可能性を示唆している。

他の情報提供者によれば、モードゥ部隊とアップウェル・コンソーシアムの友好・相互援助局も会合に招待されている。友好・相互援助局はアップウェル参加組織の外交窓口であると同時に、防衛、防諜を担当する組織でもある。

「レト・グロリアクスのギャラクティック・アワー」のレト・グロリアクスはヴァルカニール大佐に取材を申しこんだが、現時点では回答はない。「レト・グロリアクスのギャラクティック・アワー」は、本件の最新情報を引き続きお届けしていく。

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