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カハー星系の犠牲者は数百万人に…化学兵器からデスグロー麻薬を検出、ジダレズ王妃は命に別状なし
2018-10-24 08:08 スコープ、アルトン・ハヴェリ

クーニッド王国、カハー3発-複数の化学兵器攻撃、広範な奴隷暴動、そしてクーニッド軍の鎮撫作戦。一連の出来事により、カハー3を始めとするカハー星系の星々では数百万もの犠牲者がでている模様だ。

2日前、カハー星系のいくつかの惑星が化学兵器による攻撃を受けた。この兵器化された薬物を分析したところ、デスグロー麻薬とインソルム突然変異誘発剤を組みあわせたものであることが分かった。前者はクロモダイナミックトリカルボキシルという珍しいミネラルから作られる幻覚誘発薬で、後者はアマー帝国が奴隷を管理するために使うビトキシンの影響を中和する効果が知られている。

クーニッド3世の王配にしてクーニッド王立海軍大提督であるジダレズ王妃は、攻撃の混乱の中で行方不明になったと伝えられていたが、第7サイバー騎士団「アスバラ」によって救出された。ジダレズ王妃は「負傷しているが命に別状はなく」、クーニッドプライムへ搬送されて治療を受ける予定だ。

カハー3は完全な封鎖状態に置かれており、アスバラ騎士団や第19ロイヤルウーラン部隊を含むクーニッド地上軍が、奴隷暴動を鎮圧するための鎮撫作戦を実行している。共和国保安局関係者は現地の状況について、「何百万もの人々が奴隷居住区に押しこめられ、砲撃や準軌道爆撃を受けている。完全な虐殺だ」と訴えた。

ミンマター共和国とサッカー部族はクーニッド王国の対応が残忍であるとして正式に抗議し、CONCORDへ緊急会合を招集するよう求めた。ガレンテ連邦もミンマターの抗議へ完全に同調する動きを見せている。クーニッドの長年の盟友であるカルダリ連合は、「今回の事態に哀悼の意を表し、カハー星系の治安状況がまもなく回復するものと信じる」という声明を発表するに留めている。

アマー帝国宰相府は次のような声明を発表した。
「アマー帝国でテロ行為を働いた者は、それが誰であろうが、どこに隠れていようが、帝国軍が全力を挙げて追討する。帝国保安局は惑星オリスにおける最近の攻撃が、クーニッド王国への襲撃と関係していると結論づけた。使用された薬物の化学的特徴は一致しており、実行犯はブラッドレイダー盟約と関わりのあるカルト信者、麻薬組織だと考えられる。この者たちは見つけだされ、粉砕されるであろう」

クーニッド王国全権代理人のサバロン・アラル・チャーケイドも、カハー3の地表から声明を発表した。
「言い表しようのない邪悪、ミンマターのテロリストやアマターの裏切者から王妃陛下をお救いできたことを主に感謝する。我々はクーニッド王国の資産を不法に占拠する数百万の奴隷を排除したが、鎮撫作戦はいまだ続行中である」

「ズーサムを襲った先のテロ攻撃が、ミンマターテロリストと手を組んだアマターの邪教徒によって実行されたことは今や明白だ。検死の結果、我々が殺した反逆者どもはおぞましいデスグロー麻薬の中毒者だったことが分かった。また、攻撃に使われたウイルス兵器には、インソルム突然変異誘発剤の成分が含まれていた。我々は関連性が証明されたと判断し、この証拠を宗教評議会へ提出した」

関連ニュースとしては、カプセラ仲介組織ザ・エージェンシーが昨日から新たな契約を公開し、ブラッドレイダー盟約が支援しているデスグロー採取・精製活動を攻撃するよう独立カプセラへ要請している。

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