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ガレンテとミンマターが「カハーの虐殺」を非難、経済制裁以上の措置も
2018-10-29 07:51 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発-きのう、インナーサークル特別会合でカハー星系の危機的状況が議論され、ガレンテとミンマターの代表はアマー帝国に対し経済制裁かそれ以上の懲罰を課すと警告。CONCORD構成国のあいだで緊張が高まっている。

ガレンテのデヴァン・マレート代表とミンマターのケイタン・ユン代表は、反乱に対するクーニッド王国の対応を非難する共同声明を発表し、外交的解決を実現するため、カハー星系での戦闘行為を中止するよう求めた。両代表はアマー帝国にも、反乱勢力の生命を尊重する形で状況を処理するよう求め、もし必要な行動を起こさない場合、ガレンテ・ミンマター両政府は経済制裁を課す準備があると警告した。

マレート代表とユン代表はさらに、「帝国が従属国を制御しえないであろうから」、ガレンテ・ミンマター両政府は反乱勢力への軍事援助を検討していると発言。アマーとカルダリの代表はこの警告に激しく反発した。

インナーサークルのセリ・オコナヤ総裁は、ガレンテとミンマターが示唆した行動は「緊急義勇兵戦争権限法は言うまでもなく、ユーライ合意、ユーライ協定に背くもの」だと指摘した。緊急義勇兵戦争権限法(EMWPA)はYC110年に制定され、大国間の限定戦争状態を確立すると同時に、正規軍同士の交戦を特定宙域のみに制限した国際法である。ただし現実には、その宙域でも独立カプセラによる代理戦闘が大半を占めている。

ユン代表はハイセキュリティ宙域ではユーライ協定と緊急義勇兵戦争権限法が往々にして破られていると述べ、CONCORDは現実から目を背けていると訴えた。また、レンズ6第8衛星軌道上のブルートー部族ステーションが攻撃された10月8日の事件について、ユン代表はクーニッド王国が黒幕だと非難した。ステーションを襲った化学兵器は、カハー星系に使用されたものと同じ「デスグロー」だったことが判明している。ユン代表は「あるクーニッド貴族がレンズ襲撃事件の捜査線上に浮上しており、現在その人物はカハーの虐殺に加わっている」と主張し、クーニッドとブラッドレイダーには前々から協力関係を感じさせる「気配」があったと断じた。

アマーのサーダン・ゼル・クオシュ代表はガレンテとミンマターの主張を退けた。
「帝国のクーニッド王国は、ブラッドレイダーによって仕組まれた攻撃の犠牲者である。クーニッド軍は内乱を鎮圧するため必要な軍事行動をとっているにすぎない。外部勢力によるいかなる挑発も、ただ紛争を激化させ、長引かせるだけだろう」
さらに、ゼル・クオシュ代表はガレンテとミンマターの意図について疑問を呈した。
「彼らは見え透いた企てを実行しているのだ。緊張を高め、世論をアマー帝国に背かせようとする一方で、密かに反乱勢力へ武器を提供している」

カルダリのイマニマ・ヒンパス代表は、カハー星系の騒乱はあくまでクーニッド王国の内政問題だとする従前の立場を維持した。しかし、ガレンテとミンマターの意見にも部分的に賛同し、可能なかぎり速やかに戦闘行為を停止するよう要請した。ゼル・クオシュ代表は譲歩する姿勢を見せ、もし反乱勢力が投降するなら、帝座は寛大な処置をとることを保証すると答えた。

ヒンパス代表はこの回答で満足したが、ガレンテのマレート代表とミンマターのユン代表は、反乱勢力の権利を認めて交渉しなければ紛争終結は不可能だと示唆した。ユン代表は次のように語っている。
「帝国と王国が彼らを奴隷状態に戻して終わりにするつもりなら、反乱勢力は停戦に同意しないはずだ。奴隷たちは自由のためなら死をも厭わない」

アマーとミンマターはそれぞれが政策決議を採択しようと試みたが、いずれも拒否権の使用によって阻まれ、主要な問題はCONCORDへ委ねられることになった。

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