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アップウェル・コンソーシアムがFLEXシリーズを発売 さらなる増益を見込む
2018-11-08 17:14 スコープ、リナ・アンバー

アウターリング、4C-B7X発-アップウェル・コンソーシアムのヤニ・サー・アテュー会長は、提携企業や機関投資家とのホログラム会議において、アップウェルの利益がYC120年第1四半期から第3四半期まで継続的に増加したと報告。来週にはロジスティクス急速拡張商品、略してFLEXが発売され、第4四半期はさらなる増益が見込まれると発表した。

アップウェル・コンソーシアムは先月、ベレイン星系のグランドテイジョンカジノでYC120年度マインドクラッシュ星間チャンピオンシップが開催された際、同時に行われた記者会見でFLEXシリーズの発売計画を明らかにしていた。FLEXシリーズは3種類の戦略的航法ストラクチャ、すなわち「アンシブレクス」ジャンプゲート、「ファロルクス」サイノビーコン、「テネブレクス」サイノジャマーで構成されており、成長するカプセラ市場の宇宙植民地化インフラ分野を狙うという、アップウェルの既存戦略を踏襲する商品である。

「かつてOREはスターベース航法システムを開拓しましたが、今や古びて陳腐化しています。この事実を考えるに、新たな戦略的航法ストラクチャを擁するアップウェルのFLEXシリーズは、カプセラ組織が発達した超光速輸送技術を使用する上での効率、制御性、柔軟性を大きく強化するでしょう」


アップウェル・コンソーシアムの商品、「アンシブレクス」ジャンプゲート

アップウェルの研究開発活動に関する議論のなかで、アテュー会長はトリグラヴィアン技術の調査がプロペルダイナミクス社やイティリ社などの研究者へ恩恵をもたらしたことを認めた。さらに、アテュー会長はそのような技術調査によって実現した例として、特にアンシブレクスの改良を挙げた。
「トリグラヴィアンのコンジット技術から得た情報は大いに役立ちました。アンシブレクスに組みこんだEXERTコンジット連結装置のおかげで、異なる星系のあいだに特定座標間FTL輸送コンジットを確立することが可能になり、転送の速度と安定性が著しく向上したのです」

ホログラム会議ではフロストライン・ラボラトリーズ社も議題にのぼり、同社が小惑星サイズのアイス採掘だけでなく、「巨大氷惑星」と呼ばれるような大惑星での資源開発も視野に入れた研究を進めていることが明らかになった。また、インペタス社とチェマルテック社が頭蓋下視覚インプラントに関する共同実験を行い、娯楽用没入型コンテンツ、産業用シミュレーション、軍事システム市場など、様々な分野での応用を目指していることも言及された。

年金基金や慈善基金などの機関投資家からは、アップウェルが経頭蓋マイクロコントローラーの改良に携わっているという噂についての質問も出たが、アテュー会長は提携企業は「そのような強制的、あるいは欺瞞的な技術」の研究に関わっていないと答え、アップウェルの関与を否定した。

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