Posted by & filed under プレスリリース, ワールドニュース, 翻訳記事.

ニューカルダリ星系のイシュコネ超高層建築、カーラキオタ社を3m上回る
2019-04-01 12:33 スコープ、レト・グロリアクス

ニューカルダリプライム-今朝、イシュコネ社はニューカルダリ星系本社ビル群「モモリヨタ・プラザ」の最新増築部分を公開した。今回の増築では通信施設や展望スペースとなる尖塔が追加され、ビル群はニューカルダリプライムで最も高い建築物となった。ちなみに、イシュコネ社の目と鼻の先にはカーラキオタ社が拠点を構えており、これまでは同社の企業キャンパスが頂点に君臨していた。

モモリヨタ・プラザは高さ数kmの超高層ビルが円状に並ぶ複合施設で、すべてのビルが移送チューブや連絡橋でつながっている。こうした設計のおかげで、イシュコネ社は施設全体を取り壊さず、時おり一部だけを解体して建て直している。イシュコネ社が長年にわたって成長を続けていることもあり、モモリヨタ・プラザはいつでも工事中だと言われている。

オープニングセレモニーが行われている裏では、プラザ内の企業住宅に住んでいる従業員が、工事が一段落したことに安堵のため息を漏らしていた。
「そりゃまあ、良い宣伝にはなると思うよ。でも3mの高さは私たちの安眠よりも大切なのかね? 朝だろうが夜だろうがお構いなしに、自律型輸送機が行ったり来たりするんだ。それにこの数ヶ月ときたら、プラザは労働者の憩いの場というより、建設ドローンの発着場って感じだったね!」

市内から寄せられた目撃情報によれば、イシュコネ社のオープニングセレモニーから数時間後には、カーラキオタ社キャンパスに建設機械が運び込まれたとのことだ。

Comments are closed.