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ギャラクティック・アワー ニュースダイジェスト: ドリフターズによるヌルセク攻勢
2019-06-28 21:57 スコープ、レト・グロリアクス

ドリフターズがヌルセク各地で攻勢に出て、カプセラストラクチャを攻撃している模様だ。「レト・グロリアクスのギャラクティック・アワー」は世界各地のニュースを要約版でお届けする。

◆ドリフター、辺境宙域で突然の攻勢。CONCORDとカプセラは驚きを持って受け止める

ジェネシス、ユーライ発-スコープのアルトン・ハヴェリの報道によると、ドリフターズが辺境のヌルセク宙域において攻勢に出ており、過去2日間で少なくとも70個の星系が攻撃を受けた。ヌルセク宙域からの情報では、ドリフター艦隊は20個以上のリージョンに攻撃を仕掛けている。ピリオドベイシスからコバルトエッジまで、至るところにドリフターの巡洋艦と戦艦が出没しており、辺境宙域のあらゆる場所が繰り返し攻撃されている。


ヌルセク宙域のストラクチャとカプセラ艦を攻撃するドリフターズ

この攻撃について、DEDのキアシドゥール・エラダル司令官やAEGISのカシハ・ヴァルカニール司令官は取材を拒否し、CONCORDは「状況を注視し、今後の展開を見守る」とだけコメントした。DED関係者によれば、CONCORDのあらゆる治安部隊は対トリグラヴィアン活動に全力を注いでいる状態だという。

ある情報提供者は匿名を条件に、次のように語ってくれた。
「早い話、我々は文明世界で暮らすまともな市民の安全を守りたいんだ。カプセラの軍閥や海賊は法律なんてどうでもいいと思っているんだから、自分の面倒は自分で見られるだろう」

◆トリグラヴィアンがルミネール星系とカルダリボーダーゾーンへ同時侵略。緊張高まる

エッセンス、ルミネール発-2つのトリグラヴィアン艦隊が隣接して侵略を開始し、ガレンテ領クルックス・コンステレーションからカルダリボーダーゾーンをまたいで、カルダリ領カンタネン・コンステレーションまで続く侵略宙域が形成された。国境宙域での侵略を受けて、ガレンテ・カルダリ両国では緊張が高まっている。


2つのトリグラヴィアン艦隊がカルダリボーダーゾーン周辺へ侵略

かねてより出撃準備を整えていたカルダリボーダーゾーンのカルダリ部隊は、ただちに動員されて現地に展開した。カルダリ海軍はカンタネンの予備部隊に出撃準備を命じ、企業治安部隊も周辺コンステレーションに配備された。

ガレンテではトリグラヴィアン偵察部隊がルミネール星系で確認されたため、ジャックス・ローデン大統領はルミネール防衛艦隊に防衛配置で厳戒態勢をとるよう命令した。ガレンテプライムとカルダリプライムの惑星防衛部隊は完全動員状態にあり、軌道防衛戦力も臨戦態勢をとっている。クルックス防衛部隊のオービエ・ボーフォン提督は司令部をオーべルール星系に移し、トリップワイヤ計画も発動された。

国境宙域で緊張が高まることは憂うべき事態だが、ガレンテ・カルダリ両国はトリグラヴィアンが共通の敵であることを明確に認識し、連絡をとりあっている。非カプセラ船の交通量がかぎりなく減少する一方で、侵略宙域ではカプセラが反撃に乗り出している模様だ。

◆インタキシンジケートとORE社はドリフターの攻勢を「警戒と懸念」

アウターリング、4C-B7X発-インタキシンジケートとORE社の幹部が、ヌルセク宙域で相次ぐドリフターの攻撃に対して「警戒と懸念」を抱いていることが分かった。インタキ宇宙警察は近隣のプラシッドがトリグラヴィアンに侵略された影響や、シンジケート領のPF-346星系へ侵入した偵察部隊にも対処しており、既に大きな負担を抱えている状況だ。

ドリフターズは遭遇した艦船とストラクチャを無差別に攻撃するため、アウターリングにおけるORE社の採掘活動は規模を縮小しており、一部は完全な休止状態になっている。シンジケートによれば、アウターリング・クラウドリングを発し、シンジケートを通ってガレンテへ向かう貿易量も大きく減少している。非カプセラ船の交通が強く制限されているが、カプセラはドリフターズと砲火を交えており、今後どのような動きに展開していくか予測できない状況である。

◆イシュコネ社がオニカナボウ旅団の傭兵活動について、カルダリ企業裁判所へ異議申し立て

ザ・フォージ、マウラシ発-イシュコネ社はインタキ5におけるオニカナボウ旅団の活動について、正式に異議を申し立てた。同社はオニカナボウ旅団の企業賠償活動によって利益が損なわれたとして、企業裁判所へ法的救済を求め、旅団による没収資産の移送を阻止するために先取特権を獲得しようと動いている。

企業裁判所にはイシュコネ社のマジマ・ウモッカ特別顧問弁護士が対応し、「プラシッド紛争地域特権システム」の管財人たちへ法的救済を申し立てた。ウモッカ弁護士はまた、「顧客、パートナー、出資者が一切明かされていない。企業法を悪用し、重大な犯罪行為に手を染めた者の名前も伏せられている」として、オニカナボウ旅団に企業倫理違反の疑いがあると指摘。ギャラクティック・アワーが既にお伝えしているように、旅団は「10箇所あまりのイダ僧院を破壊し、周辺の村と共同農園を焼き払った」とされている。

オニカナボウ旅団はイシュコネ社からの異議申し立てに反応していない。インタキ5からの最新情報によれば、イダ僧院を襲ったと思われる車列は前進を止め、旅団が占拠しているカインタ・ヤバート軌道打ち上げ施設周辺の防御陣地まで引き返したという。

◆その他のニュース

・サンマター・コンステレーションのアマター部隊がトリグラヴィアンから激しい攻撃を受ける
・CONCORD通商保護委員会が辺境宙域の液体ルータを調査中
・プラシッド選出元老院議員、クルックス・コンステレーションが侵略に対して「他地域より優先的に防護されている」と批判
・インターバスはトリグラヴィアンの脅威を考慮し、輸送サービスの見直しを発表
・ラミジョザナ氏族、マター襲撃事件の調査を求める一方で泥レスリング大会を計画。ブルートー系氏族は不適切だと非難
・ガレンテ元老院が対トリグラヴィアン非常措置を優先対応。ベラロン議員は死刑廃止法案の審議の遅れを批判
・速報: OREはドリフターがクラウドリングの採掘プラットフォーム「クベーラ」を襲撃したとの噂を否定

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