スコープニュース – ブラックアウト終了
2019-09-20
ヌルセク宙域の超光速通信は帯域幅や使用が制限されてきましたが、今週、通商保護委員会がこれらの制限を解除しました。ドリフターがヌルセク宙域のFTLインフラを攻撃し、量子エンタングルドヘリウム4の補給を妨げたことで発生したブラックアウト。2ヶ月間におよんだ通信制限は、今回の処置によりついに終わりを告げたのです。しかし、通信システムが完全に回復した一方で、CONCORDは予告なく通信サービスレベルを変更する可能性があるとも警告しています。
トリグラヴィアンは侵略範囲をローセク宙域まで拡大し、先週からクーニッド、アリディア、モルデンヒースを攻撃しています。戦線からは様々な情報が寄せられているものの、防衛部隊は持ちこたえているようです。トリグラヴィアンはジェネシスやザ・フォージのローセク星系にも攻撃を仕掛け、ニューエデン各地を転々とする侵略パターンを維持しています。ハイセク宙域では依然としてワールドアークや大規模偵察部隊の攻撃が続いており、ローセク宙域はハイセク宙域に続く第二戦線となる模様です。
スコープはこれまで存在を知られていなかった、あるアビサル・デッドスペースの映像を入手しました。映像に写っている構造物は活発に稼働している建造設備のようです。完成した船は撮影されていませんが、映像提供者が搭乗していたベクサーと比べると、建造中のトリグラヴィアン艦は主力艦クラスだと思われます。さらに、既に組み立てられている部分は、過去に傍受されたトリグラヴィアンの概略図とも似ています。何を目的として船が造られているのかは不明ですが、アナリストはトリグラヴィアンが今までの戦争の展開に対応し、戦術を変える準備を進めているのではないかと考えています。
次のニュースです。カルダリ海軍のジタ4-4ステーションで大規模な改修・拡張プロジェクトが始まりました。プロジェクトの請負契約は、CBD社、ライダイ社、ノゴエイハヴィ社が率いるPKNインターステラー・コンソーシアムが落札しています。ニューエデン最大の貿易拠点として、ジタ4-4の拡張は一日も早い実現が期待されてきました。日々の交通量や保管スペース需要は長年にわたって伸び続けており、商業活動や軍施設に関係のないものは、ジタ星系の他のステーションへ少しずつ追いやられているのが現状です。プロジェクトの段階的な拡張工事がすべて完了するまで、少なくとも12ヶ月はかかることが予想されます。
スコープのアルトン・ハヴェリがお送りしました。
ニュースティッカー
・連邦防衛同盟がインタキ星系を占領し…
・TESTアライアンスがデトーリッドのフラタニティ(Fraternity.)所有フォーティザーを破壊。ウィンター・コアリション(Winter Co)所属組織へ最後通牒を発する
・トリグラヴィアンのローセク侵略に止まらない懸念の声
・カプセラの対立激化を受け、DEDがデトーリッドに渡航警告を発表
・インタキプライムでライダイ社と議会への抗議活動が拡大
・ビロア協定軍(Villore Accords)は連邦防衛同盟と連邦海兵隊を支援するため、インタキ5に展開すると発表
・帝国親衛兵団(Praetoria Imperialis Excubitoris)は戴冠記念週間を祝い、アマー主要星系への巡礼を主催すると発表
・対トリグラヴィアン戦における親サンシャ派カプセラ、懐疑論のきっかけに
・トリグラヴィアンの侵略広がるも、SCCはヌルセクとローセクへのQEヘリウム4供給は安定だと報告
・ジダレズ王妃がミシ4のトル・ジカル邸を訪問
・連邦海兵隊はライダイ社が占拠した軌道打ち上げ施設周辺に展開
・マター襲撃事件の生存者をめぐり、セビエスター部族保安官とマター治安当局が管轄争い
・CONCORD「トリグラヴィアンの主力艦建造を示す証拠は戦略的課題を提起した」
・FIOはサーペンティス系の麻薬密輸業者がインタキ5問題に乗じて活動中だと報告
・カルダリのローセク宙域においてガリスタス海賊団がトリグラヴィアンと交戦
・デトーリッドで敵対行為続く。死亡者数が増加し、周辺リージョンでも全面衝突の危機