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ギャラクティック・アワー ニュースダイジェスト: プロパガンダ放送
2019-12-04 20:27 スコープ、レト・グロリアクス

ゾリヤ・トリグラフがプロパガンダ放送を続ける一方で、ガレンテ連邦では大横領の座を巡る争いが始まっている。「レト・グロリアクスのギャラクティック・アワー」は世界各地のニュースを要約版でお届けする。

◆トリグラヴィアンの戦略変更を受け、CONCORDインナーサークルが特別措置

ジェネシス、ユーライ発-これまでワールドアークの展開に集中してきたトリグラヴィアン・コレクティブだが、侵略艦隊は戦略を変え、今回は恒星に対する活動に重点を置いている。CONCORDインナーサークルは状況の変化を受けて、DEDと各国海軍への援護がどれだけ重要なのかを再強調。トリグラヴィアンの恒星観測施設を攻撃し、CONCORD施設を防衛するよう訴えた。インナーサークルは先週末、量子エンタングルドヘリウム4を戦時備蓄から放出することを許可し、同時に数日間の減税措置も実施しており、対トリグラヴィアン戦の一環としてカプセラ関係の産業と市場を活性化させたいと考えているようだ。

ニューエデン防衛基金は依然として多くの要請を受けているため、減税措置は月曜日に終了した。CONCORDは恒星活動やトリグラヴィアンの動きを監視するために前線基地を設置し、構成国の星系、惑星、その他の軌道施設を守るべく行動を続けている。

統制および治安に関する特別部門(SARO)は、ゾリヤ・トリグラフのプロパガンダ放送に対するカプセラの反応を注視しているものと思われる。CONCORD指令情報部も通商保護委員会や構成国と連携し、トリグラヴィアンの自律情報戦エージェントをブロックしようと試みている。

ビルボードに映し出されたゾリヤ・トリグラフのプロパガンダ

◆死刑廃止法案が元老院を通過。ローデン政権は次期大統領に判断を委ねる

ビロア、リベルトポリス発-キャンペーン活動、議論、委員会による審査、幾度もの改訂。数ヶ月にわたる過程を経たスヴィオ・ベラロン元老院議員の死刑廃止法案は、ついにアンドン・ガーデュ元老院議長によって投票にかけられた。この連邦指令法案が成立すれば、連邦レベルでの死刑が廃止され、連邦構成体の死刑にもガイドラインが課されることになる。そして投票の結果は、賛成471、反対422、棄権10だった。

このニュースについて、退任予定のジャッカス・ローデン大統領は次のような声明を発表した。
「連邦大統領として元老院の決定を尊重しますが、私は2期を務めて退きつつある身です。この連邦指令によって提起される問題は、私が承認ないし拒否するには、あまりにも深刻かつ遠大だと言えます。よって、連邦政府の死刑執行を禁止し、連邦構成体の死刑執行を制限するこの連邦指令については、ガレンテプライム連邦共同体の次期大統領に判断を委ねたいと思います」

リアサトン選出のファロン・シュウ議員は次のようにコメントした。
「私たちは元老院の決定に不満を感じていますが、投票結果は尊重します。対立を呼ぶ重大問題を次期大統領に委ねるという、ローデン大統領の賢明な判断は全面的に支持します。もし新政権が法案の必要性を認めれば、次の大統領は5年間を死刑廃止のために費やすことになるでしょう。私はサンドゥ議会の代弁者ではありませんが、次期大統領が何らかの判断を下すまで最高裁判所への異議申し立ては必要ないだろうと考えています」

連邦指令が承認されたとしても、ガレンテを構成する国家や自治体は死刑制度を運用することができるが、執行方法が人道的手段かどうかテストしなければならず、有罪判決から死刑確定までのあいだに1年間の猶予期間も設けなければならない。人道的手段の規定に照らせば、リアサトン6を流刑地として用いることは禁止される。連邦管理局はそのような刑罰を実質的な死刑だと見なしており、規定で必要とされる条件を満たさないからだ。しかし、死刑廃止法案の旧草案が制限を試みたにもかかわらず、公開処刑のような他の方法は今後も認められる。法案は連邦全体の指針にもとづき、連邦構成体が5年以内に死刑制度を改正するよう定めている。

◆スヴィオ・ベラロン議員が大統領選出馬を表明

死刑廃止法案に関するローデン大統領の声明を受けて、スヴィオ・ベラロン議員はガレンテ連邦大統領選挙に出馬する意向を明らかにした。
「人間が生まれながらに有している権利への理解が進んだ結果、連邦は内包する多様な文化の理解を深めつつ、人権についての理解を広く共有するという難題に取り組むことになりました。私は法案の内容に完全に満足しているとは言えませんが、それでも、私たちがいかに大きなことを達成したのか理解しています。ローデン大統領は連邦指令の承認ないし拒否を次期大統領に委ねました。この事実を踏まえて、今日、私は大統領選挙へ立候補することを発表します。死刑廃止は連邦の法と平和にどのような未来が訪れるかを決める、極めて重要な問題です」

ベラロン議員の大統領選出馬とあわせて、死刑廃止法案の投票結果を考えてみたい。プラシッド票の大部分は法案を支持したが、プラシッドの中でも転生者議員たちは反対に回った。ギアトレやマーレの分区から選出された議員たちは、転生者議員の反対を補って余りある支持を見せたものの、彼らが反対票を投じるだろうと予測する声もあった。
「何年も経ってからの後知恵ですが、私たちは熱狂の中で連邦市民として誤った判断を下したことを悟りました。あの狂乱の最中に下されたあらゆる決断が間違いだったのかもしれません」
あるマンナー議員はアンヴェント・エトゥラーの公開処刑について、非公式にコメントしてくれた。
「もし私が支持を望んだとしても、死刑廃止法案の原案は支持できなかった。そんなことをすれば、有権者はたちまち私をリコールしていたでしょう。だが、委員会での調整を経て、法案は受け入れられる内容になりました」

一部の人々は、死刑問題が来年2月の大統領選と元老院選までに解決されることを期待していたが、ローデン大統領の決定により、この激論を呼ぶ問題が選挙戦の争点になる可能性が高くなった。ベラロン議員の大統領選出馬は多くの人々が予測していたものの、彼が掲げてきた死刑廃止法案の承認が先延ばしされたことで、議員は選挙キャンペーンの基礎となる明確かつ鮮明な争点を手に入れたと言える。

◆セレス・アガード知事がガレンテプライムでレヌイフォリア・フェスティバルを開催

ガレンテプライム、ケイル発-きょう午前、セレス・アガード知事がレヌイフォリア・フェスティバルの開会式を主催した。現地の政治アナリスト達は、元大統領候補でもあるミエズ星系知事が次期大統領選に出馬するのかと、熱狂的に憶測を巡らせている。

アガード知事のスピーチは、まずはレヌイフォリア、ケイル市における女性の祭典の歴史を振り返り、その多くを包み込むような祭りの性質、アイデンティティを越えた理想の魅力を称賛した。さらに、ガレンテ・ジンメイの混血である彼女の来歴と、祭典の協働精神を比較。スピーチの終わりに白レンガの通りへドライフルーツとベリーを投げ、祝祭の始まりを告げた。

レヌイフォリアはルーヴェノー時代の月祭りに由来している。この祭典では一般的な芸術から性技まで様々な技術を持つ女性が集められ、自身の技を受け継ぐ徒弟を見つけていた。工業時代が訪れた後も、レヌイフォリアは避妊用具などの目新しい品を広める流通ルートとして機能した。神話によればレヌイフォリアは、女神シャルテが妹レヌイを過剰に支配する夫テナロスから救った日を祝うものとされている。3人は現地の月神だが、現在のレヌイフォリアは宗教的な祭典ではなく、女性だけの祝祭でもない。

ケイル市の中心部では、様々なレベルのアーティスト達が自身の最高傑作を展示している。アーティスト達は同輩から感想や助言を受けるとともに、この機会に芸術界、学術界のパトロンを探す。トップレベルの広告会社もこのイベントを重視し、スカウトを送り込んでいる。祭典はケイル市の旧市街地区で1週間続く予定になっており、誰でも無料で参加可能だ。

スコープの政治アナリストであるザラウィ・マルグバは、アガード知事の式典スピーチと選挙演説の類似点を指摘した。
「どこかで聞いたことがあると感じた人がいるかもしれませんが、それは実際その通りだからです。知事は有権者の関心を惹くことを狙っています。連邦防衛同盟がバージベンダーとインタキの支配権を再確立した以上、今度こそ彼女の票田が無効化されることはないでしょう」
マルグバはそう言って、YC111年の大統領選でアガード知事を不利な立場に置いた投票権停止法に言及した。知事が本当に立候補すれば3度目の大統領選ということになるが、YC117年の大統領選ではシェイリーン・ラムネヴ候補が反ローデン票の大半を集めたために大差で敗れており、勝算があるのかどうか疑問視する向きもある。

ジャッカス・ローデンの選挙キャンペーンとガレンテ大統領としての権威を支えてきたのは、タカ派やビジネス志向の支持者たちだった。彼が退く今、誰がローデン支持層の獲得に向けて動くのか、多くの人々が候補者の動きに注目している。

その他のニュース
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・CONCORD紛争監視局「一部カプセラがフロセスウィン4軌道を封鎖、惑星周辺の通行を妨害」
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・テンプリス・ドラグナース細胞組織がヒュエロモント市のガーロン投資銀行を襲撃、逃亡に成功
・PKNインターステラーがハイパーネットリレー通信ネットワークを構築中。PKNクリプトグラフィックをカルダリ企業として登録
・ミシ4、ニクンニ人貴族の屋敷から大量のデスグローとインソルムが見つかる。チェシュム・カーンはさらに複数名を逮捕
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速報
・フオラ7の市街地および工業地区にデスグロー攻撃、重傷者複数との報告
・フオラ7でウシュラ・カーン(Ushra’Khan)の工作員を拘束、サルム家はミンマターテロリストの行為として非難
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