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カーラキオタ社、「幽霊船」騒ぎでスクーベスタ社を支持
2020-04-01 16:47 スコープ、リナ・アンバー

ザ・フォージ、 サイシオ発-きょう午後、ライダイ社の社章が入ったレイブン級戦艦が、サイシオ8第20衛星スクーベスタ社ステーション近くのワームホールから現れた。スクーベスタ本社関係者によると、カウリケン・ウーサゾケン指揮する保安部隊が何度か通信を試みたものの反応が無かったため、ボロボロの船体を押収してステーションまで牽引したという。レイブンは動力を失って漂流しているように見えたとの証言も寄せられている。

ライダイ社のアラコニ・イシャノヤCEOはスクーベスタ社に向けた声明を発表し、船体と乗組員を返還するよう求めた。
「目撃者の証言が正しければ、当該レイブンは10年以上前に行方不明になった、当社のワームホール調査隊旗艦のLDSSアイルキオズ・プロミスと特徴が一致します。移動式研究所として改造された1隻のレイブンが危害を与えることはありません。ピースアンドオーダー警備にとっても脅威たりえません」
調査隊はアイルキオズ・プロミスとその護衛艦も合わせて、6,000人近い行方不明者を出している。

スクーベスタ社はレイブンと乗組員の詳細についてコメントを拒否したが、次のような簡潔な声明を発表した。
「当該レイブンは連合法によって認められたサルベージ対象である。よって、当社は該艦を引き続き管理し、これの処分に関する主管権を維持する」

カーラキオタ社はライダイ社とともに「愛国派」を形成しているが、すぐさまスクーベスタ社の見解を支持する立場をとり、カルダリの政治的再編が改めて強調される結果となった。カーラキオタ社がスクーベスタ社を支持した以上、ライダイ社がカルダリ企業裁判所や代表取締委員会まで話をエスカレートさせたとしても、同社の要求を実現させるのは易しいことではないだろう。

加えて、現在の代表取締委員会は巨大企業の領有権や、保安部隊の管轄権、CONCORDにおける緊急義勇兵戦争権限法の交渉など、かなり重要な問題を検討している。このような状況下でライダイ社が比較的ささいなサルベージ紛争について騒ぎ立てれば、同社が面目を失う結果に終わるかもしれない。

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