速報: アマードレッドノートがフロセスウィン4に超大型レーザーを発射
2021-05-01 19:54 スコープ、リナ・アンバー
メトロポリス、フロセスウィン発-いまだ紛争の傷跡残るフロセスウィン星系からの報告によると、複数のレベレーション級ドレッドノートがフロセスウィン4軌道上に現れ、地上の標的に向けて超大型レーザーを発射している模様だ。ミンマター支配下にあって人口も多いこの惑星への攻撃は、両国をニューエデン全域で戦闘状態に追いやりかねないものであり、どのような結果をもたらすかがこれまで以上に危惧される。
フロセスウィン星系、特に第4惑星は、アマー皇家のサルム家が「惑星と住民を教化する」ために大規模な攻撃を行って以来、およそ18か月にわたってアマー・ミンマター紛争宙域の激戦地となっている。地上では両陣営が一進一退の展開を繰り広げ、宇宙空間でもカプセラ義勇兵が星系の支配権をめぐって激しく争ったが、最後はミンマター軍が主要都市を奪還して惑星のほとんどの部分を確保することに成功した。
現在のフロセスウィン星系はミンマター義勇軍が時おり反撃に出て一時的に制宙権を奪取することはあるが、基本的にはアマー義勇軍の支配下に置かれており、サルム家がフロセスウィン星系やその周辺の長期間支配している星系に基地を築いて新たな地上攻撃を準備しているのではないかと度々推測されていた。ドレッドノート部隊の正体は不明だが、同星系ではアマー海軍とミンマター海軍の艦艇が多数活動していることから、侵攻とそれに対する迎撃が戦いを激化させてしまうかもしれない。