速報 – アガード大統領が国内向け演説を実施 インタキ解放を宣言
2022-11-08 スコープ、リナ・アンバー
エッセンス、ルミネール発 ガレンテ海軍によるインタキ星系周辺への大規模侵攻に続いて、セレス・アガード大統領が国内向け演説を行った。
アガード大統領は連邦元老院で演説。その様子は連邦全域のGalNetチャンネルで放送され、ほぼすべての星系と惑星のメディアネットワークに取り上げられた。
「親愛なる市民の皆さん、連邦が立ち上がる時が来ました。インタキを解放して私たちの一部を取り戻すのです。インタキ星系だけでなく、ヴィリエット・コンステレーション、フィスリペスネス・コンステレーションの惑星と人々は長いあいだ脅威にさらされてきました。カルダリ連合による占領と、権威主義的企業による冷酷な搾取という脅威です」
「このような状況は私たちにとって常に耐えがたいものでしたが、我が国の偉大な民主主義、すべての人々を平和と繁栄に導く道標は、カルダリ巨大企業がしばしば蔑ろにしてきた外交努力を追求し、法に則って事態を解決する道を選びました」
「これは通常の状況であれば賢明な、追い求める価値のある方針です。しかし、私たちにはもはやこの方針に従いつづける余裕がありません。インタキひいてはプラシッドが巨大企業に長年搾取されてきたのは一つの事実ですが、ターナー星系で悲劇的事件が起きた今、私たちは同胞が暮らすインタキやその他の星々が完全に破壊される可能性に直面しています」
「私はこれを見過ごすことのできない重大な脅威だと判断し、連邦安全保障会議、軍事委員会、元老院の主要メンバーから助言を得たうえで、行動を起こすことを決定しました。この偉大な職務を委ねられて大統領に就任した際、私は隣国との平和的共存を実現するとともに、私たちの生活を破壊しようとする者へ全面的かつ容赦なく対抗すると約束しました」
「残念ながら、その約束を守るには今日私が承認した行動が必要でした。そしてもし今回だけでは不十分だと明らかになった時には、連邦はふたたび行動を起こすでしょう」
ガレンテ連邦はプラシッドの次の星系を掌握した模様。対象星系はガレンテ海軍の支配下に置かれたため、義勇軍の指定戦闘エリアから除外されている: インタキ、アゴゼ、アナンケイル、ブラレル、コブリン、ダストリンズ、ハルール、アイジズ、オスティングル、アプハラント、ベエイ
カルダリ連合ではアキマカ・サラキ議長が「言語道断の侵略」を非難する国内向け演説を行った。現時点では政治的反応はその程度にとどまっており、代表取締委員会はハイカ・トリゴ将軍を筆頭に、海軍と企業部隊の高級司令官を召集して会合を開いている。
ガレンテの敵対的行動を受けて、カルダリ海軍は連合全域で広く配置転換したと報じられている。この動きは連合中心部を防衛することを想定した標準的な侵攻阻止計画にもとづいて行われたと見られている。