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速報 – カルダリ海軍がアソウノン星系の重要拠点を制圧
2022-11-09 スコープ、リナ・アンバー

プラシッド、アソウノン発 カルダリ海軍が続々とアソウノン星系に到着しているとの情報が入ってきた。艦隊は放棄されたEDENCOM施設やガレンテのスターゲート建設現場といった重要拠点を制圧し、同星系に展開する戦力を増強した模様。ただし代表取締委員会が承認した計画にもとづき、義勇軍が使用する領域管理用拠点を完全に奪取することは避けたようだ。

艦隊の規模はかなり大きく、アソウノン星系とその周辺のサースルド・コンステレーションに残っていた未確保のトリグラヴィアン移送中継施設は完全に一掃されたと伝えられている。カルダリ海軍はこの急襲作戦でガレンテ連邦のスターゲート建設計画に終止符を打ち、アソウノン星系周辺からトリグラヴィアン技術データを回収することも不可能にしたと言っていいだろう。

カルダリはガレンテのインタキ侵攻に対し、CONCORD緊急義勇兵戦争権限法で定められた一線を超えない範囲で、ひとまず限定的な報復を行ったものと思われる。代表取締委員会のアキマカ・サラキ議長は、ガレンテ海軍がプラシッドの紛争宙域にあるインタキ星系と二つのコンステレーションを制圧したことを「言語道断」と非難した。しかし一方で、委員会は事態が全面戦争にエスカレーションしないよう慎重路線をとり、カルダリが交戦当事者として合法的に行動するとアピールしているようだ。

昨日開催された代表取締委員会の緊急会合に続き、ヒャショーダ社、カーラキオタ社、ノゴエイハヴィ社のCEOがユーライ星系へ向かった。カルダリ連合を支配する企業派閥は共同戦線を張り、3人のCEOはカルダリ代表としてCONCORDの会合に参加する予定だ。CONCORDインナーサークルのセリ・オコナヤ総裁は執行部として声明を発表し、ガレンテ連邦による「CONCORD緊急義勇兵戦争権限法の一方的かつ重大な違反」を遺憾に思うと述べた。

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